教員にとっても子どもにとっても1日のうちかなりの時間を強いられるもの
宿題
今,宿題は出さないといった学校や教員が出て来始めていますが
そんなものはごく一部の話
現実問題,宿題は切っても切れない物になっています。
結論からいうと,宿題チェックは1時間目が始まる前に終わらせることができます。
小学校中学年以降の話です。低学年では,もう少し時間がかかります。
宿題チェック時短術〜実践例〜
必要なものは2つだけ
ダイソーさんのブックスタンドと付箋です
このブックスタンドは非常に便利で、教師用の机にこのように並べて宿題を管理しています。
上記写真のように、管理するとわざわざ名簿を準備して、宿題チェック係など作る必要なく
スピーディに正確にチェックすることができます。
具体的な流れとしては
以下のような流れで宿題をチェックしてきます。
1.登校した子から自分の出席番号の場所に縦向きに提出する 2.出した子からチェックし,横向きに戻す 3.チェックした際に,やり直しの子には付箋をつけ,その場でやり直しをさせる
このようにするとわざわざ名簿表を使い,宿題チェック係などでチェックさせたりする時間が省けます。
また,児童にチェックさせると必ずミスが起こり,確認の時間などが取られます。
必要のない係は思い切って削除し,必要なところに割り振ることも必要です。
宿題チェックのポイント
宿題チェックの時間を短縮するためには,
自分が宿題で何を目的とするのかを明確にすることが必要です。
漢字の宿題であれば,字形を整わせたいのか,漢字を覚えさせたいのか
計算ドリルの宿題であれば,反復練習なのか、授業の復習なのか
それによってチェックするポイントが変わってきます。
自分が考えるねらいや目的に沿った宿題チェックをしていきましょう。
逆にいうと,自分が狙っているねらい以外のところはスルーしても良いのです。
宿題に関して鬼のようにチェックをしたり,厳しくする先生もいます。
それも良いのですが,タイパが良くありません。
できない子には,その子にあった宿題を時間内でできる範囲で配慮してあげれば良いのです。
まとめ
宿題チェックを制する者は定時退勤を制する。
私はこのように思って日々朝の宿題チェックに臨んでいます。
学校という場所は様々なイレギュラーが平然と起こり,
予定していた仕事ができないことが常です。
その中でも,朝の時間の中で宿題チェックを終わらせる。
逆にいえば,時間内に終わらないようなチェックの仕方は改善しないといけません。
時間は有限です。
宿題に囚われすぎず,子どもの姿を見てあげることができる教員になりたいものですね。
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