大分県の教育が崩壊の危機?
温泉県として有名な大分県の教育現場に今大変なことが起こっているのです!昨年度の教員採用試験小学校の倍率に関して、大分県は全47都道府県の中で最下位の1.0倍。
ダントツの最下位だったのだ。
かえるTなりに原因を分析したいと思う。
原因その1…教員の人気減
まずは昨今の教員人気の減少が一番に考えられる。どの自治体でもその傾向は見られ,大分県の1.0倍の他に1.4倍など軒並み1倍台の数字が並ぶことがその証拠だろう。
原因その2…10年3地域制度
大分県では,県内のどの地域にも教員が配属されるように10年3地域制度を取っている。10年3地域制度とは,採用後,10年間の中で3地域間移動しなければならないといった制度である。
この最悪な制度のせいで,人生のライフプランは立てづらく,結婚や家を建てるなどの大きな節目をパートナーと離れた地域でおこならなければならないなどとにかく働きづらい仕組みがあるのだ。
この制度は2024年度から改善され,移動しなければならない地域が2地域に減ったことが先日報道された。しかしながら,他の自治体のように,希望した地域でずっと働くといったことが依然としてしづらく,大分県の教員人気減少の一員となっていると推測する。
原因その3…教員へのマイナスイメージ
昨今,教員へのネガティブキャンペーンのような教師のバトンが話題になったことが記憶に新しい。
実際,教員の働き方については,過労死ラインを超えるような働き方をしている方が一定数いることは,間違いない。
しかし,全部が全部ではないし,組合の強い大分県については,少なくてもかえるTの周りでは,そのような働き方はないと言える。
そのような教員へのマイナスイメージが大きな一員となっていることは間違いないだろう。
今後の大分県の教育について
今後の大分県の教育については,残念ながら厳しい状況になることは間違いないだろう。
昨年度の1.0倍もさることながら、今年度は1.6倍という倍率だったり0.6倍改善しているように感じるが、前年度から採用数を40人減らしての1.6倍であり,仮に昨年度同じ採用数の200人だとしたら昨年度とほぼ変わらない倍率になる。
現職で働いているかえるT目線で言うと、人数的にかなりきついことがあるのは,間違いないが,現場が逼迫しているかというとそうでもない。
今は,人が足りない分を臨時の先生や退職された先生などがカバーに入り,学校運営をしている状況だ。
そんな中でも,大分県はかなり働きやすく,定時出勤,定時退勤がしやすい。
他の県の教員の友人の話を聞くと勤務時間外に会議をしたり,帰宅が10時をすぎるなどはちゃめちゃなことを聞くが,大分県の教員で,まずそのようなことはないし,夏休みや冬休みなど長期の休暇をかなり取りやすい。
かえるTはここだけの話20連休を取得したこともある。(実話)
まとめ
昨年度と今年度の採用試験倍率速報を聞くと,大分県の教育の崩壊が始まったと思われても仕方ないと思う。
しかし,逆を捉えると,教員への門がかなり広く開かれている状況でもある。
教員という仕事には,専門性が必要なのは,確かであるが,そんなものは働きながら身につければ良い話である。友
人のSEの話であるが,プログラミングのpの字も知らなかったがなんとかなる。要はやる気だ。と言っていた。その通りだ。
教員に必要なのは,子供のことを思う気持ちと教員免許であり,それさえあれば,教員なんて仕事は本当に最高の仕事です。
今,大分県の教員になれば,最高の環境があなたを待っています!
今すぐ,放送大学で教員免許を取得しよう!!
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