先生って夏休み何してるの?
先生は夏休み休みなんだよね?
こんな声をよく聞きます。子どもたちがいない夏休みなどの長期休暇を先生たちは何をして過ごしているのでしょうか。
今回は先生が夏休みにしている仕事や子どもたちがいない時だからこそするべき仕事を紹介して行きます。
夏休みは働かなくて良い?
夏休みや冬休み,春休みなどの長期休みは子供達がいません。なので,休みと思うかもしれませんが,実際には,勤務になっており,休みではありません。研修や出張,教材研究,指導要録作成などなど仕事は多岐に渡ってあります。
しかし,子どもたちがいないので,長期の有給を簡単に取ることができる最高な時期なのです。
私自身20連休をとったこともあります。
部活動がない小学校教員にとって夏休みは文字通り本当に夏休みにすることもできるのです。
2学期のスタートダッシュに成功するために夏休みにするべき仕事とは?
夏休みは子どもがいないため,先生たちも少しダラダラと仕事をしてしまいがちです。
せっかくの子供がいない時間。自分だけで仕事ができる時間をダラダラしていては勿体なさすぎます。
夏休みは2学期に最高のスタートを切るために必要な大切な時間です。有効的に使いましょう。
必ずしておくべき仕事は下記の3つです。最低限これらはしておきましょう。
- 教室・机上整理
- 年間の提案づくり
- 教材研究
1.教室・机上整理
まず1学期間使った教室や机上を整理しましょう。教室や机上がぐちゃぐちゃの状態になってませんか?
このような状態で仕事をする先生は少なくありません。
教室や机上を整理整頓することは,働き方の生産性を上げることに繋がります。
しかし,多くの先生方が多忙な毎日を過ごされており,なかなか片付けることができません。
長期休みを利用して,整理しましょう。
大事なことは,捨てることです。
不要な書類,使わないものを山積みにする先生が多くいますが,使いません。
使うかもと思っている方,絶対に使いません。捨てましょう。
どうしても気になる方は,
iPadのメモ→スキャン機能を使いましょう。
簡単に書類をPDF化することができます。
2.年間の提案づくり
春の年度始め同様に長期の休みは,年間の提案づくりのチャンスです。春に作りきれなかった提案をこの機に作ってしまいましょう。
コツは,前年度の提案を基本的には踏襲することです。
基本的にどのような提案でも前年から変える必要はありません。
日付くらいです。これなら一瞬で提案を作成することができます。
しかし,前年度から提案を変更しないといけない場合がいくつかあります。
前年度の反省点で変更を求める意見が多い場合
前年度の反省が多い場合は注意しましょう。
昨年度の反省がありながら,前年度と同じ提案をすると,思わぬ反論を職員会議で喰らうことになります。
昨年度の反省がある場合は,参考にしつつ提案を作っていきましょう。
前年度の提案があまりにも非効率の場合
たまにびっくりするぐらいなんじゃこりゃという提案に出会うことがあります。
非効率だったり,教育的効果を全く感じなかったりとすごいものも中にはあります。
今の時代にそぐわないものもあったりと…
あまりにも非効率の場合は,自分の働き方にも大きく影響してきますので,
訂正した上で提案しましょう。
自分の思いを反映させたい場合
教師たるもの自分の教育観が多かれ少なかれあると思います。
どうしてもしてみたい実践,やってみたい活動,せっかく提案する立場になったんです。
思い切ってやってしまいましょう。
きっと良い経験になります。
3.教材研究
教師の仕事のメイン教材研究
夏休みは2学期以降の授業を一気に作成するチャンスです。
最低限,国語と算数の授業は全て作ってしまうと子どもたちが登校し始めたときに楽になりますよ
インターネットで検索すると指導案や授業実践はいくらでも出てきます。
参考にして,一気に授業を作ってしまいましょう。
まとめ
夏休みは日頃の疲れをリフレッシュするためにもしっかりと有給を消化し,
プライベートを充実させましょう。
その中でも,研修日や出張日の空き時間などにやるべき仕事を終わらせることが2学期のスタートダッシュにつながります。
教員の夏休みは最高の夏休みです。
良い夏を…
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